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世田谷の農家さん探訪/池田農園さん

ママンカ市場運営の小出です。

先日、世田谷の農家「池田農園」さんを訪問させて頂きました。

兼ねてから、北沢タウンホールにせたがやそだちのパンフレットがおいてあり、気になってはいましたが、この度、やなかま朝市というイベントを機に、かねてよりお世話になっている、下北沢のかまいキッチンさんからご紹介いただいちゃいました!

最寄駅、成城学園前からバスにのり下宿で降りてすぐの池田さんの農園は、小学校のすぐ横、住宅地の中にありました。

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農園前には情報掲示板があり、作付けの様子がのぞけます。

早速ハウスを拝見すると、元気に上へ向かっている野菜たちがドーン!夏野菜の迫力は本当に見ているだけでも(もちろん食べても)エネルギーを頂けます。

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茄子の花も美しく咲いておりました。これで浴衣の柄を作りたいくらい。

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既に少しできておりましたので、ポキっと、収穫!

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お話しながら畑を一周。ほうれん草、枝豆(湯上り娘のほかに、伝統種の三河島枝豆も植えているそうです)、かぼちゃ、とうもろこし、、畑をフル活用して、枝豆の畝の合間にレタスを植えたり、ただっぴろい茨城の農家さんのところ見てきた印象とはまた違う畑の眺めでした。

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昔はこの辺りは一体、水田だった、幹線道路は水路だったそうです。今じゃ想像するのが大変なくらい。池田さんから世田谷区で農業をする大変さを伺った後に、やはりこうして昔の風景の一端を残している池田農園さんの貴重な存在をしみじみ感じました。

農業って本当にただ食の供給だけじゃなくて、ランドスケープなんだって、確か内山節さんの本に書いてあったような気がします(読み直さなきゃ)。農家さん訪れるたびに思います。

 

池田農園さんでは、自家採種も行っていて、こちらはスイスチャード(不断草)の自家採種用に大きくしているそう。

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ベビーリーフは柔らかいから食べられるわよ!と、畑で早速いただいちゃいました。

苦味は少しあるくらいで、やわらかくてサラダにできそう!と舌鼓。少しおすそ分けいただいちゃいました。

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畑を見た後に、ご自宅をお邪魔しました!

池田農園さんのご自宅にはなんと井戸がありまして、風情のある趣で冷たい水を流しておりました。

獲れたてのお野菜を井戸水で洗っているそうです。どこまでもせたがやそだち

 

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休憩にと、ご自宅で獲れたゆずを使ってのジュース。この日外は、すっかり夏日!火照った体を優しくしずめてくれました。

 

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獲れたての茄子ときゅうりの塩もみ!贅沢です。本当に贅沢です!

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池田農園さんは基本的にはご自宅裏にある無人直売所での販売が主です。たまにイベント出店されてりするくらいだそうです。

 

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この日直売所には、レタス、ほうれん草、 エシャロットが並んでおりました。どれも今日獲れた新鮮お野菜!

 

 

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ご近所さんがうらやましい!

 

地域の農と、都市の農。

抱える問題はそれぞれにあるものの、地域で守っていかなければならぬ、貴重な存在だということがしみじみわかりました。

なんて、口で言うのは簡単ですがね。

世田谷のみなさん、地域にこんなおいしい野菜がありますよ!本当にこれは贅沢なことですよ!

とひとまず喚起してみます。

 

 

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そんな池田農園さんは、ママンカ市場が初参戦する、6月6日、7日(土日)のエコライフフェア@代々木公園の、2日目の7日に出店されます!

ぜひぜひ皆さま、これでもかっていうくらい新鮮なお野菜に会いに、食しにいらしてください~!