当社イチオシ商品のプレミアムアイスクリームは、千葉県佐倉市にある、AL CARINA さんで製造して頂いています。

AL CARINAさんにいつも私たちの無理難題を聞いて頂いているからこそ、こだわりのアイスクリームを作る事ができています。

今回は、AL CARINAさんへ工場見学へ行ったときの様子をご紹介したいと思います！

 

 

京成佐倉駅からバスで5分。アイスクリームを作る工場は閑静な住宅街の中にあります。以前は店舗として営業していたそうで、隠れ家的な場所です。

こちらの建物は、山崎健太郎さんのデザインによるもの。実は、AL CARINAさんにアイスクリームを作って頂けるようになったのも、山崎さんにご紹介頂いたのがきっかけでありました。山崎さんのデザインを堪能しながら、室内にお邪魔します。

早速、工場に入るために白衣を着用！

AL CARINAの河合さんを真ん中に、一同、笑顔でスタートです！楽しみ！

実際にアイスクリームを作る工程を見せて頂くのですが、今回のアイスクリームはコレ！苺です。

当社の製品「紅羽」で使っている苺ではありませんが、紅羽と同じ工程で作って頂けるとのこと。さあ、スタートです！

まずは、機械の説明。

これは、アイスクリームのベースを作る機械です。ベースを作るときは、一定の温度を保ちながら攪拌し、適正な温度へ徐々に調整していく、一番時間がかかって、一番神経を使う作業だそうです。手をかけて作られるベースのアイスクリームだからこそ、素材が生きるアイスクリームができあがるのですね。

続いて、アイスクリームの仕込みを開始。まずはベースのアイスクリームにグラニュー糖を入れて火にかけます。

苺はそれ自体では味が薄いので、グラニュー糖を入れる事で、苺の旨味がひきだせるのだそうです。

なぜ、グラニュー糖なのか？というと、飲み物は上白糖、食べ物はグラニュー糖が溶けやすく、グラニュー糖の代わりにトレハロースを使うと量が多くなり過ぎてねばねばと固くなってしまうのだそう。

素材の旨味と、滑らかな舌触りを残すために、調整されている結果なのですね。

ベースのアイスクリームが出来上がったら、苺に投入！

この時点ですでに苺ミルクのあまくて美味しいニオイが漂って、すぐにでも食べたくなってしまいます。

ハイ、こちら！このままでも、いくらでも食べれそう～

そして、いよいよ、アイスクリームメーカーに投入です。

上手に混ざるように、材料を徐々にいれていきます。

ここから、しばらく、攪拌タイムです。

河合さんは、ジェラティエさんなので、クチトテのプレミアムアイスクリームは、ジェラートの製法で作って頂いています。

アイスクリームやソフトクリームは、機械に投入すればちょうどよい硬さになって出てきますが、ジェラートは作り手がちょうどよい硬さに調整する事が必要で、攪拌している音や機械の温度などで出来上がりを判断するのだそうです。ウィンウィンという音がグィングィンという音になってきたら、との事なので、一心に耳を傾けてみましたが、河合さんのここだ！と判断したタイミングはまったく分かりませんでした（笑）

アイスクリームの出来上がりは混ぜる材料によっても異なりますし、プロの成せる技なのだなぁと、関心しました。

さぁ、出来上がりです！出てきましたよ～

まだまだ出ます。

出来立てのアイスクリームは、ふわっとして、香りもとても香ばしい～

今回は特別に、出来立てを食べさせてもらいましたが、文句なしに美味しい～

苺の色は、取り出してみるまで分からないとの事ですが、今回も美味しい色に出来上がりました！

アイスクリームの出来上がりまでを見学をさせて頂いたところで、お店に移動します。

こちらは、佐倉市のショッピングモールに入っている、AL CARINA さんの店舗です。

アイスクリームを購入。

こちらは、ごまアイス！ごまの風味がとてもよく感じられて美味しい～

場所をお店に移してからも、河合さんにアイスクリームに関する疑問を直撃！

応えずらい質問？にも真剣に答えてくださいました。

<Q1>
クチトテのプレミアムアイスクリームシリーズ（苺、煎茶、干しいも）の中で、どのアイスがイチオシですか？

<A1>
どれも美味しいけれど、干しいもアイスクリームの出来上がりには驚きました。

干しいもアイスクリームは、当社スタッフも納得の出来上がりだったので、とても嬉しいお言葉です。

<Q2>
今まで作った中で、これは美味しかった！というアイスクリームは何ですか？

<A2>
桜餅アイスは、桜のエキスでアイスを作って求肥をいれる事で本物の桜餅みたいで美味しかったです。

聞いているだけで美味しそうですね～

<Q3>
こんなアイスは作れますか？

・果物が丸ごと入ったアイス
➡ 果物を冷凍すると固すぎて食べられないので、食べるときの温度を考慮する必要があると思います。

・香辛料アイス
➡ イタリアにはチョコ＋ペッパーがあるし、使用する香辛料によって、合わないことはないと思います。

・甘くないアイス
➡ クリームが少ない＝粘度が少ないので、アイスクリームではなく、シャーベットになりますね。

次回作は香辛料アイスかも！？

<Q4>
クチトテの新商品「酒粕アイス」について聞かせてください。苦労した点などありますか？

<A4>
酒粕は固形なので、アイスクリームのベースを徐々に足して、音と温度を見ながら、慎重に混ぜていく点は苦労しました。

今まで以上に手をかけて作って頂いている酒粕アイスクリームは、今年の夏から、もうすぐ発売となります！

 

今でこそ、いろんな味のアイスが発売されていますが、美味しさと素材にこだわると、どうしても作れないものもあるそう。

常に挑戦心を持っている河合さん。これからも、こだわりのアイスクリームを作り続けてください！

いつも河合さんが笑顔で迎えてくださるAL CARINAさん。

アイスを食べに佐倉へ来る価値ありますよ！

河合さん、お忙しい中、ありがとうございました！

これからも、クチトテのプレミアムアイスクリームをお願いいたします！

【AL CARINA】
the market Place 佐倉　１F
千葉県佐倉市染井野4-7-1
043-463-5313

 

思わず食べたくなってしまったという方は、以下のバナーからどうぞ。