毎年山梨県北杜で行っている稲作プロジェクト「棚ごこち」が今年もスタートしました(棚ごこちとクチトテについては、詳しくは会社案内を!)4月は2回お伺いしてきました。
スタートと言っても、既に現地では2月末から田んぼの荒起こしや周りの草取りなどの整備を行っているので、私にとってのスタートです。伺った日の作業は、たい肥撒きと田起こし、もう1日は畔塗り準備前の土手整備でした。
たい肥撒き

昨年、田んぼの周りの雑草を引っこ抜き、まとめて重ねたものが、良い肥として仕上がっておりました。この白いのが発酵している証拠。

上と下、2段ある田んぼの両方に、分散して撒き、その後耕運機で全体的に耕していきます。

赤い車体がかっこよい、その名もSHIBAURAさんでつったかつったか。私も運転(?)させて頂きました!写真は黒田さん。
畔塗り準備前の土手整備
この日は、週末に行われる畔塗りに向けて、土手の整備!北杜は快晴で富士山も見えました◎

作業前に前の週に「種まき」をしてたので、そちらの様子見。恐る恐る、あけると、、!

じゃーん!

よく目を凝らしてみると、小さい子が出てます。順調と、確認できて一同ホッとします。
そして、レッツ土手整備!早速鍬の使い方から伝授頂きました。腰を痛めないよう、半身に身構え、右利きなら右手を前、右足を前、振り落として、雑草を取ります。

黒田さんが作業したところはとてもきれいです!

作業していると、こぶし大の穴が開いてあるところがあって、もしや?と思って聞いたら、もぐらの穴でした。ここから水を張ったときに漏れてしまうので、急いで穴を塞ぎます。

最後は溝を掘り完了!
この週末行われる畔塗りはどんな作業かというと、ここに水を流し、泥を作ります。その泥を左官屋さんみたいに、土手にペタペタ塗っていくのが、畔塗り。田んぼに水を張ったときに、その水が漏れないよう、しっかり土手を作る作業になります。実はこの作業なかなか面白いのです(今年は都合が合わず残念!)。
こうしてちょこちょこ作業自体は常にあるので、毎回は行けないので、現地組の方に感謝です。
番外編
実はこの土手整備の際に、土を掘り起こしていると立派なミミズがたくさん出てきました。豊潤な土壌の証拠として、また出てきましたね、などと、うれしく作業していました。
作業を中断して、休んでいると、なんとその溝にカラスが降り立ったのです。なんの気なしに見ていると、土をつついています。もしや?

そうです。私たちの掘り起こし作業は、カラスの餌場としての作業にもなったようです。賢いですねぇ。感心してしまいました。
さぁ、いよいよ今月末は、田植えです。
こいで