連結傘釘を打つ!
~棚ごこち2025~
今年は天気の都合もあり、稲刈りも脱穀も行けなかったため、何かしらお手伝いを!と黒田さんにお願いし、道具を色々収納しておく、道具小屋の屋根の張替えを行いました。
元々の計画
もともと2022年の収穫祭の際に、藁で屋根を作りました。

2023年、2024年そして今年と、その後なかなか収穫後藁屋根を作るのが難しかったため、こんな形になってしまいました。


いざ、張替え!
まずは藁を結わいてあった針金と紐などをとり、藁を取り除きます。


上に載せてあった道具一式全部とり、きれいな骨組みのみに。この板のところなどの掃除は、先日脱穀を終わった稲藁があったので、ほうき代わりに使いました。便利!
波板の出番!
今後の耐久性も考え、藁屋根ではなく、波板にすることにしました。ということで、早速波板切り!

こんな専用なハサミがあるのはご存じでしょうか。その名も波板切りバサミ!
写真左側を上にして、波に合わせるようにして、切っていくと思った以上にさくっと切れます。とはいえ、数枚重ねるため、数はありましたが、この専用ハサミのおかげで、大変スムーズに切れました◎
黒田さんの道具箱は色々入ってて面白いです。

この釘はステンレス連結傘釘と言いまして、波板と骨組みに打つ釘です。なかなか可愛らしくラインダンス!これをちぎってひとつずつにします。
波板をのせ、位置を決めたらドリルで骨組みと波板に下穴をあけます。その上から、このステンレス連結傘釘を打ちます。地道にその作業を行い、かなりの数打ちまして、翌日右手が筋肉痛になります。
最後に、お昼休憩後に綿半(地元のホームセンター)で買ってきた、コーディング材を元々空いてた穴などをパテっと塗って、出来上がり!!!
ピカピカの屋根出来上がりました


なかなかきれいにできたと思います!少しだけパッチワークにしているのもポイントです。


本当は日焼け雨よけのため、もう少し出っ張りを出したかったのですが、八ヶ岳おろしが吹き荒れると危険ということで、スマートな屋根となりました。
終わった後は一式全部、道具小屋に入れられ、スッキリです!
この冬をどうか無事越えられますように。

こいで