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えと菜園さんを訪れました

9月1日、学校なら新学期もスタートして2日目のこの日、
子供たちの未来農園・中村さんと兼ねてから切望していた、「えと菜園」さんを訪れました。

 

えと菜園さんを知ったのは、リクルートの特設サイト2030年の「働くを考える」で知り、すぐに中村さんに連絡をして、ぜひ行きたいですね!ということで、訪問の運びとなりました。

日常の畑仕事に加え、取材等もあるので、そんな中貴重なお時間を頂きました。

 

伺ったのは、藤沢にあるくまもんがマークの直売所。

ご挨拶の後、早速畑を案内して頂きました。

畑の前の広い空地に、やぎが2匹!熊本から連れてきた、オスと、預かっているメスが一匹ずつ。メェーとメェーと実に牧歌的。鳴く合間にしきりに草を食べておりました。農業も動物との共同作業です。

やぎ

畑は、既に秋撒きの準備へ。

畑に入ると、さすが農家さん、中村さんは土が気になるようで、早速においを嗅いで土の様子を探っていました。

中村さん
直売所に戻ってきて、早速単刀直入に伺ってみました。

 

中村さんが一番聞きたかったのは、雇用創出について

中村さんは、昨年より引きこもりの子を引き取って、一人前の社会人に育てるというプロジェクトを始めています。一つに、中村さんのところへ来るお子さん、親御さんと中村さんが一人前になるにはこう育てるという想いのギャップがなかなか埋められないということ、二つに、NPOとの連携がなかなか難しいということ、と早速相談を投げかけていました。

 

小島さん

一つ目については、やはり事前の念押し、説明はきちんとする。責任はどこになるのか。その辺ははっきりさせておくは大事。(なんだか、最近世間を賑わせていることに通じる気がしますね。)どの方にも多様性を持って接する、と。

 

二つ目は、やはり一人で畑をやりながら、問い合わせ等の窓口をやるのは、とても時間を取られる作業。そこは、日本各地にあるNPO団体を利用して、行った方がいい。ここ最近、政府の支援でいろんなサポート団体が全国にあるそうなので、その中から合う団体を探すのも手では?

 

と、ご自身の経験を交えてお話伺うことができて、大変勉強になりました。

 

ママンカ市場で6年間、どちらかというと若手、異端(ほめ言葉です)、そんな農家さんをみてきたこともあり、今回小島さんと中村さんのお話を聞いて、たとえば一つの作物一辺倒にやるだけの農家というよりは、百の仕事をもつ、多様性を持ったという意味の百姓として、「農」仕事が次世代につないでいけるのかなと、実感しました。

直売所

とにかく元気をもらった、知恵をもらった!そんな中村さん、笑顔で「レペゼン!」

 

 

◎訪問先紹介

えと菜園/小島希世子さん
体験農園、直売所、就農支援を行っている。熊本の自然栽培・オーガニック野菜をオンラインショップでも販売している。

ホームレス農園

昨年執筆された本『ホームレス農園』が河出書房新社さんから絶賛発売中です。

藤沢市の体験農園「コトモファーム」でも、農業体験できますのでぜひ、ご興味ある方はご連絡を!

 

◎訪問者紹介

子供たちの未来農園 中村淳さん
つくばにて、新規就農して5年目。農業には人の心を救う力があると、引きこもりになってしまった子供たちを農業によって再び社会へ戻れるよう支援している。
また、子供たちの未来農園では、アルバイトスタッフも募集しています。

募集!農業でアルバイトしませんか?時給800円 9時~15時(昼休憩1時間、小休憩15分)※曜日等は要相談募集人数 一名勤務地 茨城県つくば市自由が丘518の1特権 新鮮な有機野菜が持ち帰れます。問い合わせ先子供たちの未来農園 中村bkywt243@ybb.ne.jp まで

Posted by 子供たちの未来農園 on 2015年8月25日

 

 

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